三田祭実行委員会

今年の三田祭のテーマである「祭りを諦めなかった僕らへ」に込められた意味を教えてください


【困難の中繋がれてきた想いを今、青春の1ページに】
繋がれてきた想いを忘れることなく、今を生きる塾生の輝く瞬間を分かち合い、青春の1ページとして刻まれることを願ってこのテーマをつけました。
第65回三田祭が迎えられるのは、コロナという困難な状況下においても、多くの塾生が「いつか当たり前の日常が戻ってきたその日のために」と想いを紡ぎ、繋いできたからです。
今私たちが持つバトンには歴代塾生の想いが込められていて、今年の三田祭はその想いのバトンが大きな意味を成す瞬間だと考えました。
4年ぶりの無制限開催となる第65回三田祭が、多くの塾生の青春の1ページに刻まれることを、そして、塾生にとって三田祭が当たり前の存在としてあり続けることを願っています。


今年の後夜祭のテーマとして「いつまでも、今だけを」というものがありますが、委員長として三田祭が近づく今この瞬間をどのように捉えていますか?


【過去最大のワクワクをいつまでも味わいたい】
まさに、今この瞬間がずっと続いてほしいと思っています。
三田祭実行委員会として4年の月日を過ごしてきました。
毎年三田祭で多くの塾生の熱き姿に触れ、笑顔が咲きほこる空間に身を置くことを通して、エネルギーを貰い続けてきました。
そしてそのエネルギーを、三田祭という場を支えるために燃やし続けてきました。
その意味で三田祭はすごく楽しみにしているのですが、これで最後の三田祭になるのかと思うと寂しさが込み上げてきます。
三田祭が近づくこの瞬間を過去最大にワクワクしながら過ごしている私にとって、いつまでもこんな思いでいられたらと思っています。
よりよい出展に向けて情熱を燃やしている出展団体の皆様にも、このような感情になっている方もいるのではないかと思います。
とはいえ三田祭はすぐきてしまうので(笑)。
広がる景色を青春の1ページに刻み、いつまでも続くものになるよう、円滑な運営に向けて今は目の前のことを全力で頑張りたいです。


今年の三田祭はチケット制度が撤廃され、4年ぶりの完全無制限での開催となりましたが、委員長としてどのような三田祭を作り上げたいか、意気込みを教えてください。


【あらゆる場所で楽しめる、かけがえのない存在にしたい】
円滑な運営を行い、出展団体の皆様が輝く舞台、来場者の方々が純粋に三田祭を楽しめる空間を提供するということが大前提だと思っています。
昨年度の第64回三田祭は1日あたりの入場制限を2万人に設け、従来の三田祭が戻ってきました。
ただ飲食を中心とする中庭模擬店の出店数であったり、色々な制約が依然残っていました。
その意味で今年の無制限開催は、団体の皆様が心置き無く自分達を表現できる場に繋がるとともに、来場者の皆様にとって三田キャンパスがあらゆる場所で楽しめる空間になることにも繋がると感じています。
4年目を迎えた委員長である私にとっても初めての経験になるのですが、委員一同円滑な運営に向けて全力を尽くしたいと思っています。
そして願わくば、1人でも多くの塾生に来場していただきたいです。
数年間三田祭に入場制限があったということは、それだけ三田祭という存在が塾生から遠くなってしまったということだとも感じています。
その意味で、今年を一つの区切りとして、三田祭が塾生にとって当たり前の存在、かけがえのない存在になってくれればと思っています。


来場者の方々へメッセージをお願いします。


【「明日を頑張るエネルギー」を皆様へ】
三田祭は、異なる文脈で過ごす塾生が一堂に会してそれぞれの熱き姿を披露し、多くの笑顔が咲くかけがえのない空間です。
その空間に足を踏み入れた全来場者の心には何かポジティブなものが刻まれ、三田祭を後にする際には「明日を頑張るエネルギー」が湧き出ている、そんな尊い場所です。
ご来場いただきました皆様にも、最後の青春を駆け抜ける塾生の熱き姿を目に焼き付け、共に盛り上がり、最高の思い出と共に三田祭を後にしていただければ幸いです。
きっとその時には、「明日を頑張るエネルギー」も湧き出ていると確信しています。
三田祭中にお困りごとがございましたら、お近くの赤い法被を着た委員にお気軽にお声がけください。
全委員が三田祭4日間、皆様のサポートをいたします。
皆さんにお会いできることを楽しみにしています!






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